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外断熱Q&A

Q7 外断熱って寒冷地なら分かるけど、温暖地でやる必要があるの?

A

外断熱工法は寒い地域の暖房効率の向上や、結露対策のためだけの目的のものではありません。コンクリート躯体を守るという観点では、地域に関係なく共通の工法です。四季の移り変わりにより、暑さ・寒さ・湿気・乾燥が年間変化に富んでいる日本の建物の受けるストレスは、むしろ暖かい地域の方が過酷であると言えます。遮熱効果で暑さ対策としての効果が期待できます。集合住宅の最上階の部屋が夏季に暑いのは、屋上スラブの日射熱が室内側まで輻射熱で伝わってくるからです。外断熱にすると日中の外気温や日射熱でコンクリートが熱を蓄えることを防ぎ、冷房効率を上げることに繋がります。コンクリート建築物は、夏季には、日中の外気温・日射熱がコンクリート躯体内に蓄えられ、その熱は夜間周辺に放熱され、ヒートアイランドの要因の一つになっています。コンクリートが日射熱から守られることは、夜間の放熱を抑えるため、ヒートアイランドの抑制に繋がります。実際に愛知県で施工された外断熱マンション(断熱材厚み100㎜)と隣接するコンクリートにタイル仕上げの建物とを、夏の夜間にサーモグラフィー撮影で熱影響の差を確認 したのが下の写真です。撮影されているのは東面です。午前11時以降は日射熱の影響は直接受けていませんが、撮影された夜の8時半になっても、タイル仕上げのマンションの方は高い温度を帯びていることがご確認いただけると思います。外断熱のマンションの方は、約6℃低い結果が出ています。建物の周囲への放熱を抑えるばかりではなく、コンクリート内に熱が溜まっていないため、室内側に熱が伝わることがなく、寝苦しくない快適な室内環境にも貢献します。

2007年8月27日12時00分撮影

外断熱マンションとタイル仕上げマンション比較写真

2007年8月27日20時29分撮影

外断熱マンションとタイル仕上げマンション比較写真


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