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Q5 外断熱にするとなぜ快適なんだろう?(体感温度が暖かいから?寒くないから?)
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人間が建物内において感じる、暑い、寒い、涼しい、暖かいと感じる感覚は、単に室内温だけで決まるものではありません。建物を囲む屋根や外壁が外部の影響で伝わる熱によって体感温度も変わってくるのです。一定の体温を持つ我々人間の体は、常に熱を発しています。寒い部屋で寒さを感じると、人間の体は自分の体を暖かく維持するため体からより多くの放熱をしようとします。布団に入ると暖かく感じるのは、自分の体温、発せられる熱が布団の中で逃げずに体を覆っているため、そう感じるのです。暑いと感じると体を冷やすため、発汗をします。この時体からの放熱も冬季に比べると抑えられます。寒いから暖房で室温を上げると体は熱を発することを弱めます。暑いからクーラーで室温を下げると、体温を下げるための汗をかかなくなり、冷えすぎると発熱を強めます。体の抵抗力と調整機能が弱まるばかりです。寒くないと感じる、暑くないと感じる環境を作ってあげれば、人間が本来持っている体の調整機能が発揮され、快適であると体が反応するのではないでしょうか。室内環境に直接影響を与える、室内を囲む周壁(壁・天井・床)の温度に対して、人間が体から発する代謝熱量(放熱量)がバランスよく発熱されれば理想的と言えます。蓄熱効果の高いコンクリートは、外気温や日射熱の影響で熱を帯び、その周囲に輻射熱を放射します。 夏季であれば、人間の体温以上に温まったコンクリートから室内側へ薄い断熱材を通して輻射熱が伝わり、室内にいる人間は暑く感じます。外断熱を施し、コンクリートの温度が低くなると、人体からの放熱が促がされ、暑くないと感じます。強制的に室内空気を加熱コントロールするエアコンに頼るのではなく、室内の周壁の放射熱を有効に使った方が人体にはるかに健康で快適な環境を実現できます。外断熱にすると室内温が一定に近くなるため、ヒートショックが少ない環境も得られます。 |
同じ温度でも体感温度は異なります。
